LOHAS OILカラーの成分についてご紹介
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投稿日:2018年09月29日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:LOHAS material | 雑記
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こんにちは。
外渉課のフセヒロシです。
先日はLOHAS OILのクリアの成分についてご紹介しましたが
今回はLOHAS OILカラーの成分についてご紹介したいと思います。
カラーとは?
LOHAS OILはクリアを除き全53色展開をしています。
もっともポピュラーで使用頻度も高いカラーを「標準色」としており
標準色はクリアを含め5色としています。
標準色:クリア(L00)・ホワイト(L01)・ナチュラルオーク(L16)・ミディアムブラウン(L22)・ダークブラウン(L23)
定番色といっても通じそうですね。
特別色として標準色を除く49色をご用意しています。
カラーはクリアと成分としてはほとんど近いのですが、顔料を含んでおり
顔料によって色付けするので、その点でクリアと使用感や塗料の伸び方も変わっています。
カラーの成分①
クリアとも共通している「亜麻仁油」です。
クリアもそうですが、カラーも精選亜麻仁油を使用しています。
作用としては、撥水性・汚れ防止が挙げられます。
以前にもご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
→こちら
カラーの成分②
亜麻仁油の次に含まれるのは【顔料】です。
顔料とは・・・
もともとは着色に用いる粉末のことです。
有名な顔料と言えば、「ウルトラマリン」があります。
(LOHAS OILには使用していませんが・・・)
現在では顔料は一般的に簡単に手に入りますが、昔は貴重なもので
特にウルトラマリンのような青は金より高く取引されていたようです。
フェルメールの作品にもウルトラマリンを使用した絵画があり、有名ですね。
顔料といっても種類があります。
【無機顔料】と【有機顔料】です。
無機顔料とは・・・
天然鉱物顔料と合成無機顔料があります。
天然鉱物顔料は天然の鉱石などを微粉砕して顔料を製造しており、
合成無機顔料はカドミウムやコバルトが有名で無機化合物ともいえます。
有機顔料とは・・・
有機化合物を成分とします。石油などから合成した化合物となります。
LOHAS OILが使用しているのは天然鉱物系顔料なので無機顔料となります。
カラーの成分③
その他の成分は【紅花油】です。
こちらも亜麻仁油と同様、乾性油で乾きやすくべたつきが少ないオイルです。
作用としては亜麻仁油と同様、撥水性・汚れ防止があります。
特に重宝される性質は、粘性調整・黄変調整となります。
カラーの成分④
成分としては微量になりますが【EM】を含んでいます。
クリアの成分のご紹介でもご説明しましたが改めて。
EMとは・・・
Effective Microorganisms(エフェクティブ マイクロオーガニズムズ)=有用微生物群
の頭文字をとった造語です。
農業関係者にはある程度有名なEMですが、まだまだ
建築業界で使用しているメーカーなどはいません。
簡単に説明すると、乳酸菌や酵母菌などのいわゆる善玉菌を何十種類も混ぜ合わせたものです。
浄化作用、抗酸化作用、活性化作用、など分子レベルで作用するEMは
国内外で幅広く活用され始め、どちらでも高評価を得てきています。
ライセンスに基づいて使用しているため、安心してお使いいただけます。
カラーの成分⑤
ごくわずかですが、【無鉛乾燥剤】を含んでいます。
無鉛乾燥剤とは・・・
油脂の乾燥を助長させるために加える乾燥剤のことです。
油の酸化を早め乾きやすくするためにカラーにはわずかに加えています。
無鉛化はいたるところで進んでいますが、鉛入りは摂取しすぎると中毒を
起こす可能性もあり、無鉛の乾燥剤を使用します。
乾燥剤を含めるのはあくまでも乾燥促進です。
ごく微量なので、安心ですよ。
上記のようにカラーの成分は計5種類です。
成分は公表していますので、安心ですね!
こだわりの自然塗料であるLOHAS OILを是非ご検討ください!
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