LOHASOIL ~オイルステイン?オイルフィニッシュ?違いってなんぞや??~
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投稿日:2023年08月29日 投稿者:外商一課
カテゴリー:雑記
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こんにちは!
内山です!
弊社では無垢材を使用したさまざまな商材のご用意がございますが、
それらの商材に『LOHASOIL』を塗装した状態で出荷をしております。
もちろん無塗装での出荷も可能ですのでご安心ください。
一般的な塗料の種類として、
1.表面に膜を作る『造膜型塗料』
2.木部の内部に浸透をする『含浸系塗料』
の2種類に分かれていると思います。
その中で弊社では【2】の含浸系塗料である『LOHASOIL(ロハスオイル)』を仕上げ塗料として使用しております。
含浸系塗料の場合、【オイルステイン】と【オイルフィニッシュ】という塗装方法があります。
この2つ一体何が違うのか?と思ったことはございませんか??
まずこの2つは全くの別物と考えてください。
ではそれぞれの違いについてご案内します!
◇【オイルステイン】
【オイルステイン】は結論から言うと『着色』を指します。
どういうことかというと、木材に色を付けるのが目的な為、
後工程として『ニス』や『ラッカー』、『ウレタン』などでの上塗りの作業が必要となります。
ただ木材に色がついている状態を【オイルステイン】と言います。
【オイルステイン】で着色をし、上塗りせず触ると塗った塗料が触った手についてしまうということです。
◇【オイルフィニッシュ】
では【オイルフィニッシュ】とはなんぞや?
ということですけども、こちらも結論から言ってしまえば『木材の保護』を目的としています。
【オイルフィニッシュ】は木材の導管と言われる管に顔料や油分を浸透させて固化することにより、
木材を『保護』しつつ『着色』もしてくれる塗装方法になります。
【ステイン(着色)】とは違い、『フィニッシュ』とある通り、塗装後の上塗り作業の必要はございません。
注意点としては『余分な塗料を拭き取ること』と『乾燥時間』
この2点に注意してください。
『余分な塗料を拭き取ること』とは、
木部の導管に含浸しきれなかった塗料を拭き取り、表面がべたつかないようにすることです。
この拭き取りが甘いと『乾燥時間』を守っても乾ききらない塗料が表面に残ってしまい、
塗装面がべたべたしてしまったり、触ったところに色がついてしまうなどのことが生じます。
以上が【オイルステイン】と【オイルフィニッシュ】の違いになります。
ちなみに『LOHASOIL』もかなり優秀な特徴を持った塗料です。
続けてご紹介をしたいのですが、えらい長くなってしまいますのでまたの機会にご案内したいと思います。
LOHASOILの塗装の仕方
https://lohasoil.jp/sekou/sekou.html
↓簡単な塗装動画もございます。
外商一課 内山大瑚