『LOHAS OIL』促進耐候性試験!
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投稿日:2015年05月15日 投稿者:
カテゴリー:開発記録
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こんにちは。
開発課 本山です。私は現在、現在好評発売中の弊社オリジナル自然塗料『LOHAS OIL』の、
促進耐候性試験のプロジェクトを進めています。先日全53色が発売となった『LOHAS OIL』、
自然由来の顔料成分を多く含むため、以前より耐候性がアップしておりますが、
試験機関から正式にお墨付きをもらいましょう!という計画です。一口に耐候性試験と言っても、その方法は様々です。
それぞれの試験の最も大きな違いは、使用する光源による劣化の促進スピードです。代表的な光源には、以下のものがあります。
?キセノンランプ:
太陽光に最も近似する波長帯域を持つ。
通常の野外暴露の10~30倍程度の促進倍率で試験体の劣化を促す。
国際的に用いられている試験方法で、日本でも最近は規格化により利用が増えています。?サンシャインカーボンアーク灯:
紫外線波長部に強いエネルギーを持つ光源。促進倍率は通常の野外暴露の
数倍~十数倍程度。
日本ではサンシャインカーボンアーク灯を使った促進耐候性試験が昔から一般的でした。?メタルハライドランプ:
太陽光の約20~30倍の紫外線量を持つ。
促進倍率は通常の野外暴露の100倍程度で、迅速に耐候性を評価したい場合に適しています。今回は、JIS規格(JIS K 5600)に準じて試験をする予定のため、
規格で定められているキセノンランプによる促進耐候性試験を選択しました。
実際に性能証明書を発行していただけるのはまだまだ先になりそうですが、
気長にお待ちいただければ幸いです。全53色!自然塗料では国内随一の色数の『LOHAS OIL』の詳細は、
こちらからご覧ください!
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